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フラットデザイン、流行ってますね。乗るしかない、このビックウェーブに!ということで、今回は Sencha Touch アプリをフラットデザインにする方法を解説します。

# といいつつ、隠れた意図としては Sencha Touch 2.2 で改善されたテーマシステムの紹介です。

Problem:

アプリを最近流行のフラットなデザインにしたい。

Solution:

Touch 2.2 で導入された Base テーマを利用してスタイルを適用します。

flat

Discussion:

Sencha Touch 2.2 の目玉機能として Windows Phone 8 対応があります。ただ、日本市場では Windows Phone 8 はまだ発売されていないので、正直なところ恩恵はあまりない感じです。。でも、この機能追加をきっかけに行われたテーマシステムの改善は、どんなデバイスを対象としたアプリを作るにしても、ちゃんと恩恵を得られる素敵なものです。

Sencha Touch 2.2 で行われたテーマシステムの改善は、以下のものがあります。

– Sass(.scss)のリファクタリング
– Base テーマの追加
– プラットフォームに応じて利用する css ファイルの切り替え
– PlatformConfig
– アイコンフォントのサポート

アプリをフラットデザインにするにあたり、役に立つのが Base テーマです。これまでは、デフォルトの装飾の上からカスタマイズする必要があったため、適用するスタイルに無理が生じていました。Base テーマは、これらデフォルトの装飾を全てなくし、自由にデザインすることを想定したテーマです。アプリをデフォルトとは異なるデザインにしたい場合、このテーマをベースにすることで、これまでよりも簡単にスタイルを組み立てることができます。

Sencha Cmd で生成した雛形アプリに Base テーマを適用すると以下のようになります。

base-theme

冒頭の画面は Base テーマをベースにスタイルを構築しました。参考に、書き捨てのコードではありますが、記述内容を共有します。

app/view/Main.js

resources/sass/app.scss

See Also:

Theming Sencha Touch:
http://docs.sencha.com/touch/2.2.1/#!/guide/theming

Theme-Switching in Sencha Touch 2.2:
http://vimeo.com/66191847


関連文書:

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