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朝来たら、「ありえるえりあ」の見た目がリニューアルされていて、びっくりします。誰が変えちゃったんでしょうね。今回のテーマはちょっとすっきりしすぎな感じもします。

前回からかなり時間があいちゃっいましたが、続きです。実は前回の投稿で終わりにするつもりだったんですが、会社の偉い人から「なぜ、スマフォについては書かないの?」としかられちゃいました。それに、会社の中で変な人感がますます強くなって、いじられキャラになりつつ川野忍からも、「アリエルはSencha Touchを使っているのに、そのことを書いてくれない」って嘆かれています。挙げ句の果てに、自分たちで書いた「HTML5モバイルアプリケーションフレームワーク Sencha Touchパーフェクトガイド」をもっと宣伝しろ、って脅しを書けてきます。全く困ったものです。誰か、川野忍の暴走を止めてください。

前回には、アリエルの開発環境について簡単に書きました。今時のビジュアルなエディタでドラッグアンドドロップで画面をデザインできます。記事には書きませんでしたが、画面デザインは分かるんだけどロジックはどうするの?ってよく聞かれます。アリエルのCTOが「実践JS サーバサイド JavaScript 入門」って言う本を書いているように、ここだけの話ですが、実はアリエルって昔からサーバーサイドJavaScriptを使っていたんですよ。びっくりでしょ。バックエンドはJavaで書かれているんですが、ユーザが開発したものはJavaのフレームワーク上で動作するJavaScriptでロジックを動かせるんです。今はJavaScriptエンジンにRhinoを使っているらしいですが、それは企業秘密です。で、ビジュアルツール上でJavaScriptをごりごり書けるので、いろんなことをやろうと思えばできるらしいです。JavaScriptのエディタは勝手にコード補完とかもしてくれるそうです。開発者はどや顔で話していましたが、今時、当たり前ですよね。

一度、ツール上で作ったものはPCだけじゃなくって、スマフォとかタブレットでも最適な形で表示できるようになります。タブレットは今のところiPadだけらしいです。偉い人に理由を聞いたら教えてもらえませんでしたが、社内ではその偉い人がApple信者らしいという噂があります。

Sencha Touchで作ったアプリにツールが作成されたアプリの設計情報をJSON形式に変換して読み込むそうです。設計情報にしたがってSencha Touchのアプリが動作するようになるそうです。現在はSencha Touchのコードを直接開発者が変更することはできないそうですが、将来的に何かやる、みたいなことを言っていました。それでも、十分簡単にモバイル用のアプリが作れるのは魅力的らしいです。それから、本を書いた人が言っていましたが、Sencha TouchやExt.jsはフレームワークとしてセキュリティの機能を提供していません。開発者が意識しないとクロスサイトスクリプティングが様々な脆弱性を簡単に埋め込めてしまえます。でも、アリエルのツールで作ったものは、Sencha Touchを完全に隠蔽しているので、開発者がセキュリティを意識しないと行けないことはあまりないのも、メリットらしいです。

 

JSONに変換された設計情報をもとにアプリは動作しますが、データはすべてサーバーサイドに保存されます。そのうち、ローカルストレージを上手く活用できるようにしたいと言っていましたが、今のところ大変そうです。でも、上手くサーバサイドと連携することでデータの永続化のことは気にしなくてもよくって、大量のデータを上手く裁けるらしいです。そのあたりの仕組みはとっても複雑で私が聞いてもよく分からなかったです。

何人かの人に、動くものが見てみたいって要望をもらったりしたので、次のありえるえりあミニ勉強会でデモすることにします。何故か、今回からしばらくは自分たちのサイトで申し込みをしてみようと言うことになりました。理由は、WordPressを使ってちょこっとしたものを作りたいんだけど、その調査目的です。とりあえず、Sencha Touchの実際の会社で使っている導入事例なので、気になる人は来てみてください。一緒にマッシュマトリックスの富田さんに「BaaS事業者の外観と特徴、および最新事情」と言うことでしゃべってもらいます。

 

でわでわ

 


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