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アリエルの開発環境ってNotesのそれに似ているそうです。基本的にデータは全て、文書と呼ばれる単位で保存されます。RDBMSで言えば、テーブルの一レコードが一文書に相当します。それらの文書をアプリケーションって呼ばれる単位で格納しています。また、RDBMS的に言えばアプリケーションはテーブルに相当する概念らしいです。偉い人からは、厳密に言えばその説明は間違っている、って怒られそうですが…。
Notesの開発者にならもう少し厳密にマッピングできるように説明できるそうですが、Notesの開発者は希少種になりつつあるそうなので、それは触れてはいけないそうです。極めて単純化してしまえば、Notesも一覧画面と文書のCRUDが簡単に作れるシステムでしかないですよね。ちなみに、RDBMSもCRUDが簡単に作れるシステムの一つらしいです。

CRUDが簡単に作れるシステム、って言われても何ができるかよく分からないですよね。私も分かりません。RDBMSで何ができるのかもあまり想像ができません。でも、これで業務用のアプリケーションのかなりの部分ができちゃうそうです。
Screen Shot 2013-04-03 at 3.02.03 PMCTOの昔話につきあうと、CTOがLotusにいた頃のバグ管理システムはNotesのデータベースを使って行っていたそうです。一つのイシューが一つのNotesの文書に対応していて、各文書の特定のフィールドの値によって状態を管理して、一覧に表示していたそうです。gitlabのような製品の簡易なイシュー管理機能であればすぐに作れるようなものらしいです。そして、アリエルの開発環境でもそれは同じらしいです。Aqua Designerとか呼ばれている製品でアプリケーションを開発します。いろんな部品をぺたぺた貼って、プロパティを設定して開発するらしいです。よくある製品みたいですね。びじねすろじっく?ビジネスロジックはサーバーサイドJavaScriptで記述できるらしいです。あっ、アリエルの人って何人かはJavaScriptの本を書いたりしているらしいですが、みんなJavaScriptは嫌いだって言っています。秘密ですよ。

上のものを実際に実行環境で動かしたものがこれ。
Screen Shot 2013-04-03 at 3.14.09 PM

 

 

 


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