献本された本の悪口を書けるほど大物ではないので、原則、献本されてしまうと悪いことは書けません。おまけに出版社から接待も受けました。ますます悪いことは書けません。
昔、企業から金をもらいながら、あたかも第三者のふりをしてブログ記事を書く人が非難されていました。ぼくは利益供与を明かした上で書評を書きます。
立て続けに4冊もらいましたが読んでいる時間がありません。一冊だけ読んだので、読んだ本以外は目次と中身チラ見の感想です。
まだ読んでいませんが、ぱらぱら見た感じで用語の使い方の雰囲気に本物感があります。いずれ読みます。
F#はもっとうまくマーケティングすればいいのにと思います。OCamlを前面に出すマーケティングとか。ビル・ゲイツがいなくなった後のマイクロソフトは本当にアピール下手になった気がします。
目次をざっと見ました。たくさんのルールが並んでいます。半分以上、ルールの理由を即答できないようなら買う価値があると思います。このページ数でこの量のルールがあると、流石に個々の説明はあまり詳しくありません。細かい根拠などを知りたい場合は「パーフェクトJava」で勉強してください。
パーフェクトJava (PERFECT SERIES) (PERFECT SERIES 2)
JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎からAjax・jQueryまで
入門本です。JavaScriptを入門から始めなさいというお告げのようです。
プロセッサを支える技術 --果てしなくスピードを追求する世界 (WEB+DB PRESS plus)
献本4冊のうち、唯一、既に読んだ本です。
本の中でこんな箇所があります。
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double a[2048], b[2048]; for (i = 0; i < N; i++) a[i] = b[i]; |
doubleが8バイトの時、配列aとbのサイズは16Kバイトです。CPUのキャッシュラインのサイズが16Kバイトの時、forループ内でキャッシュラインを奪い合うスラッシングが起きると言います。それを防ぐために次のようにダミー変数を書く技法です。
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double a[2048], dummy[8], b[2048]; |
この手の話を聞いたことがないと言うと嘘になりますが、コンパイラが最適化でダミー変数を消しそうな気がして、今や都市伝説に近いのではないかと思っていました。ダミー変数はバッドノウハウですし、(ダミー変数がないコードで)コンパイラに頑張ってもらいたいです。
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