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WEB+DB PRESS Vol.69に「大規模コードリーディング」と題した記事を寄稿しました。

元ネタはTGSで行った講義です。この時の講義資料を見た編集者から執筆を依頼されました。講義は2月初めでしたが、雑誌として記事が載るのは6月末になりました。こう考えると紙媒体のタイムラグは相当なものです。今回に関しては時流に関係する内容ではないので問題はありませんが。

講義で一度話した内容なので執筆は余裕だろうと思っていましたが、書けばそれなりに苦労しました。

コードを書く技法もそうですが、コードリーディングの技法はそもそも伝達可能なのかという深刻な問いがあります。わかった気にさせることはできるかもしれませんが、経験しないと結局わからない懸念もあります。ブレンダン・アイク氏もゲシュタルトなプロセスと言っています。ただ、そんなことを言っていると、ソフトウェア開発はいつまで経っても未熟な産業のままです。聞いてくれる人がいる限り、自分が得た知識の伝承の努力は続けていこうと思います。


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