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この4月にアリエルに入社した人たちは新卒第1期生と呼ばれています。IT企業らしく第ゼロ期も存在していますが、多くを語らないのが暗黙のルールです。

2013年度の新卒募集が始まりました。入社すると第2期生になります。2進数を使うとイチゼロ世代です。

アリエル新卒募集ページ

開発者はシャイな人が多いせいか、上記ページの「現職社員ページ」に開発者が出ていません。しかし、開発者も募集しています。ありえるえりあ読者に大学生がどれほどいるかわかりませんが、アリエルに興味があればエントリーしてみてください。エントリーは無料です。無料でエントリーさせてその後課金するようなこともありません。

5月ごろ開発志望者向けの説明会を行う予定です。アリエルが採用したい開発者像や入社後どのようなキャリアパスがあるかについて話します。こっそりD社とG社の悪口も言います。

説明会の主目的はアリエルの魅力を伝えることなので、そこをさぼる気はありません。ただ、美辞麗句を並べてアリエルに是非来てください、というプレゼンもしません。去年の新卒採用向けの説明会でもそうでしたが、もっと広い視野で、IT業界にソフトウェア技術者として就職する心構えを話したいと思います。

特定のスキル(言語、フレームワークなど)の習得は入社した会社で差がでます。しかし、どんなスキルが将来生きてくるかは運次第です。必要になった時に新しい知識を学べる学習スキルのほうが重要です。ただ、学習スキルの獲得は、どこの会社に入るかはあまり関係なく自分次第です。こう書くと、怠惰な人たちに囲まれたら怠惰になる危険があるので入る会社は大事だ、という反論がありそうです。危険はありますが、社外の勉強会で自分を鼓舞する機会は作れるはずです。そういう意味で自分次第です。

ひとつ自己努力だけで容易に学べないものがあると思っています。良い開発プロセスを経験できるかどうかです。良い開発プロセスとはウォーターフォールできっちりやるという意味ではありません。社内の開発者がどれだけ合理的にプロセスを改善しようとしているかが重要です。会社にそういう文化があるかどうかです。開発プロセスは日々の行動の積み重ねなので、勉強会で話を聞いたり本を読むだけでは限界があります(わかった気にはなれますが)。業界経験の浅い技術者であれば、良い開発プロセスがありそうかどうかで会社を選ぶのは良いと思います。学生に使える見極め方を説明会までに考えておきます。


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