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4月に入社する新卒に向けて資料を作っている人がいました。何を作っているか聞いてみると、メールを使うための設定手順書でした。

新しく入社する人は過去にもいます。その時に渡す資料にサーバ名、認証方式、アカウント情報と必要なことは記述されているはずです。いつも使っている資料はダメなのかと聞くと、いつもの資料以外にThunderbirdの設定手順書を作っているとのことです。

過保護すぎます…

アリエルに入社するぐらいの新卒なら、サーバ情報すら教えなくてもいいぐらいです。社内ネットワーク内にあるメールサーバぐらい自力で探させればいいのです。既成のポートスキャンツールを使ってもいいですし、ポートを叩いてまわる簡単なスクリプトを自分で作ってくれてもいいです。社内サービスのポートを勝手に叩かれたと文句を言う人がいたら、空いているポートを叩いて何が悪いと開き直ればいいです。万が一侵入できたら侵入されるほうが悪いのです。それがアリエルの論理です。

サーバを見つけたら認証方式ですが、これもなんとかなるでしょう。telnetでつないで当ててもいいですが、そもそもThunderbirdから設定できる認証方式は有限の組み合わせです。試せばいつか当たります。これは冗談ではなく、有限の組み合わせで、かつ組み合わせ数が手動で試せそうな時、さっさと手を動かし始める感覚は実務でも重要なセンスです。

Thunderbird設定手順書を渡された新卒の人には、バカにするなー、と切れてほしいものです。

サーバを自力で探せは冗談ですが、真面目な話、Thunderbirdの設定項目を探すぐらいはIT業界で生きていく上でできてしかるべきではないでしょうか。CUIはわかってもGUIはわからないと言い張る強者なら許しますが。


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