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読むのが苦痛な本

Iさんがやたらと人に勧める本があります。

実践J2EEシステムデザイン

確かにいい本ですが、重くて分厚くて、まず物理的に読みにくいです。
電車で立ったまま読んでいると、降りる頃には手がおかしくなっています。
内容的にも高度で、正直読んでいて苦痛でした。

同じくらい分厚い「Code Complete」の初版や「Rapid Development」はここまで苦痛じゃなかったし、「プログラミング言語C++ 第三版」や「オブジェクト指向スクリプト言語Ruby」は読んでいて楽しかったので、何か固有の原因がありそうです。
単に私がEJBに興味がないせいなのかも知れませんが (EJBじゃない部分に関してはすんなり読み進められたような気がするし)。

Iさんはこの本をバイトの学生に喜々として勧めるので、ハラハラします (=「こんな本を読ませるArielに絶望した!」 とか言われたらどうしよう)。
Arielのバイトの人たちは怖いくらいに優秀なので杞憂の可能性はありますが、それでも無茶です。

ちなみに、苦痛な本といえば他にアジャイルプロジェクト管理がありますが、こっちは翻訳の問題でしょうか。
後はディアスポラの第一章…。

Category(s)
雑談
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Re:読むのが苦痛な本

Posted by inoue at 2006-07-03 03:49
この本を読むとふたつの悟りを得られます。

- 疎結合は正しい
- 正しさだけではプログラミングできない


「疎結合」の部分を変数xに置き換えて何を代入しても、だいたい真になります。
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