てきとう映画評
100年後…
パッケージを見る限り、「28日後…」「28週後…」の続編に見えることを配給側が期待しているようだけど、中身は当然関係なし。邦題、原題に反してゾンビ映画よりも幽霊映画に近い作りで、それなりに見られるレベルにはなってます。
100年近く前に起きた炭坑事故で死んだ子供達。そこに越してきた母娘三人が、子供達のゾンビだか幽霊だかに襲われるという話。原題は「ZOMBIES」だし作中でもゾンビと言っています。が、幽霊に足も実体もあるアメリカの話な上に、事故の責任者への恨み云々という話も出てくるのでどうも幽霊っぽい印象です。
序盤から緊迫感がありますが、最後までそれが持続するので見ていて少々疲れます。抜くところがあった方が良かったかも。
ダイナソーフィールド SATSURIKUSHA
滝に遊ぶカップル。襲い来る怪物。血に染まる水面。
というわけで、アメリカ伝統(?)のワニ映画。邦題はクローバーフィールドのパクリですが、もはや何の関連もありません。ちなみに、原題はSUPERGATOR。主役は恐竜のDNAを移植したワニです。
これを野に放った研究者&ハンターのチームと、火山調査に来た学者チームが主人公グループです。人が食われまくる以外のストーリーはないので、主人公といってもお飾りみたいなものですが。ワニのCGはショボイですが、全体としては意外にちゃんと作ってます。特に、高速移動中の船からワニを撃つシーンは迫力があって中々見せます。
B.C. -紀元前X年-
「紀元前1万年」のパクリを期待していたら、なんと教育映画。しかもフランスとカナダの共同制作。
原題は「HOMO SAPIENSで、服や宗教、芸術、村落の誕生やらなんやらを描きますが、どうも学術的な根拠は薄いような感じ。狼に育てられた少年なんてのも登場するし。つまらなくはないですが、内容を信じるのは危険です。
ルルの冒険 黄金の魂
分かりやすい「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のパクリ。本物もGAGAが配給してるせいか、パッケージが間違い探し状態になっています。
原題は「De Fortabte sjales o」。デンマーク映画らしいです。英題は「ISLAND OF LOST SOULS」で、失われた魂の島とかそんな意味でしょうか。
主人公の少女ルルは降霊術を何度も試すオカルトマニアで、弟の体に入り込んだエクソシストの魂を死者の国へ帰すために冒険するという話。かなり出来がいい映画で、本物(ライラの冒険=少女がシロクマに乗って闘う話)よりも面白いです。CGも安心して見ていられるレベルです。デンマーク映画って、レベル高い?
途中、主人公の相方がGALAGAをプレイするシーンがあります。デンマークのゲーセンではまだ現役なんでしょうか?
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