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ありがちな例え話、でも、ありがちな現実

博士「ついにできたぞ、究極のサーバントロボットが!」

助手「やりましたね!」

博士「何しろ、こいつは極めて高機能なのじゃよ。どんな命令でもこなすぞ」

助手「そうなんですか。しかし博士、あの腹部の辺りにある、ちょっとギザギザの切れ目は何ですか?」

博士「あれはシュレッダーじゃよ。機密情報の処理もこれでこなせるという寸法じゃ」

助手「なるほど。左側の外から3番目の手? のようなものの先っぽがスコップのような形状なのは?」

博士「いいところに気づいた。あれは、犬の散歩の際に効率的にうんちの片付けをこなすための工夫じゃ」

助手「そうすると、その横の手? のようなものの先が、黒いカップのようになっているのは、もしかすると...」

博士「そうじゃ、トイレが詰まった場合にも対応可能となっておる」

助手「もちろん、掃除系の作業しかこなせないわけではないですよね?」

博士「何を言うのだ。そんなことはない。料理もできるし、赤ん坊を抱っこしてあやすことも、お風呂に入れることもできる。そのための専用のハンドがついておるのが見えるじゃろ? 赤ん坊をあやす際にはシュレッダーの機能は自動オフとなるしの」

助手「しかし、これだけ手? のようなものを開発するのは大変だったでしょうね?」

博士「ふふ、そこじゃ。今回、このハンドシステムの原型を作成し、その応用としての独自のハンドを簡単に作成できる仕組みを用意しておる。開発の効率は実に優れたものじゃ」

助手「さすがです、ね」

博士「しかし、どうも思ったほどの反響がないのが、わしには理解できんのだ」

助手「......こいつは、ちっともクールでもセクシーでもないからですよ」
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Re:ありがちな例え話、でも、ありがちな現実

Posted by nagai at 2007-05-27 02:24
作り手と使い手、その両方の価値観を個人の中で均等に共存させるのはなかなか難しいですよね。

その為の組織と役割だと思いますが、これもこれでまた・・。
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