僕のような古くさい人間は 16 色のみのターミナルでコーディングしてればいいんですが、それでもやっぱり 256 色とはいわずとも 16 色以上使いたくなるわけです。それで、今日たまたま全然関係ない事を調べてたら偶然にもその話題を発見したので、 16 色以上使う方法を調べてみました。

ちなみに、以下のような環境で設定しています。

% uname -a
Linux matsuyama 2.6.20-gentoo-r6 #4 SMP Wed Apr 18 17:31:34 JST 2007 x86_64 AMD Athlon(tm) 64 X2 Dual Core Processor 4600+ AuthenticAMD GNU/Linux
% emerge -p rxvt-unicode screen zsh

These are the packages that would be merged, in order:

Calculating dependencies... done!
[ebuild   R   ] x11-terms/rxvt-unicode-8.1  
[ebuild   R   ] app-misc/screen-4.0.3  
[ebuild   R   ] app-shells/zsh-4.3.2-r2  

screen は --enable-colors256 でビルドされている必要があります（ app-misc/screen-4.0.3 はデフォルトで有効）。また rxvt-unicode は 88 色モードが有効なバージョンが必要です。以前は 256 色モードを有効にするオプションがあったらしいのですが、どういうわけか今では削除されてしまっています。そういうわけで 88 色モードで使うか 256 色リニアスケールモードを使うかになります。 88 色モードでも 16 色モードの 5 倍ですから驚愕すべき文明の進歩です。

で、実際ターミナルで色数がどのように扱われているのか知らないし説明する気もないので、以下 88/256 色モードを有効にする方法だけ。

まず有効なターミナルモードを検索します。

% find /usr/share/terminfo | grep '[68]color'
/usr/share/terminfo/r/rxvt-16color
/usr/share/terminfo/r/rxvt-256color
/usr/share/terminfo/s/screen-256color-bce-s
/usr/share/terminfo/s/screen-16color
/usr/share/terminfo/s/screen-256color-bce
/usr/share/terminfo/s/screen-256color
/usr/share/terminfo/s/screen-256color-s
/usr/share/terminfo/s/screen-16color-bce-s
/usr/share/terminfo/s/screen-16color-s
/usr/share/terminfo/s/screen-16color-bce
/usr/share/terminfo/x/xterm-256color
/usr/share/terminfo/x/xterm+88color
/usr/share/terminfo/x/xterm-16color
/usr/share/terminfo/x/xterm-88color
/usr/share/terminfo/x/xterm+256color

いくらか省略していますが、だいたいこんな感じのが出力されるはずです。次に上のどれかを適当に選んで、 TERM 環境変数につっこみます。

% eval `tset -sQ rxvt-256color`

そして emacs -nw -f list-colors-display すると、

多彩な配色を拝めます。

変更前

変更後

これでようやく color-theme も役に立ちます。

あとは Super key の送出と画像をインラインに表示できたら最高なんですが、それはまたいつか。