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FreeBSDでJava

FreeBSDで使用可能な最新のJDKは5.0です。インストールする方法は以下の2つがあります。
・Sun公開版JDKを使用する(Linuxバイナリ互換機能が必要)
・FreeBSD公開版JDK(Diablo)を使用する
ライセンスの問題、安定度、インストール時のコストの全てにおいて後者を使用するのが
望ましいようです。ちなみに前者の方法だとインストールに半日かかりました。

まずはmakeするのに必要な作業を調べます。
# cd /usr/ports/java/diablo-jdk15
# make fetch

すると、
 http://www.freebsdfoundation.org/downloads/java.shtmlから必要なファイル
をダウンロードし、それを/usr/ports/distfilesにコピーするように。
との指示がでるので、そのとおりに作業します。
# cp diablo-caffe-freebsd6-i386-1.5.0_07-b01.tar.bz2 /usr/ports/distfiles

いよいよmakeします。
# cd /usr/ports/java/diablo-jdk15/
# make install clean

正常にインストールされたか確認します。
# java -version
java version "1.5.0"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build diablo-1.5.0-b01)
Java HotSpot(TM) Client VM (build diablo-1.5.0_07-b01 , mixed mode)

これで完了です。

http://www.freebsdfoundation.org/press/によれば、FreeBSD Foundationは
現在JDK6のリリース作業に着手しているようです。


そういえばDiabloという名を聞くと往年の名作MMORPGを思い出しますね。
Daemon君みたいにかわいくはありません。本当の悪魔です。

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FreeBSDでワイド画面

僕のDaemon君の住処はVAIO(TYPE-T)です。このタイプは液晶がワイド型(1280x768)なのですが、

残念なことにXorgのスクリーン設定ではワイドモードは指定できません。

でもやはりワイドな画面で使いたい。ちなみにグラフィックデバイスはIntelの82852/855GMです。


調べてみると855resolution(http://perso.orange.fr/apoirier/)というIntel800シリーズ用のBIOS変更ツールがあったので、

さっそく落としてみたのですが、あえなくコンパイルエラー。

これはソース直すしかないか(諦めるか)と思いながらさらに探してみると・・、915resolutionというのがありました。Portsに。

Port:   915resolution-0.5.2,1
Path:   /usr/ports/sysutils/915resolution
Info:   Resolution tool for Intel i915 video cards

855resolutionから派生したということで、800系にもちゃんと対応しているみたいです。

これはまずmake searchしろという教訓ですね、はい。


インストールした後はまず現在のモードを調べます。

# 915resolution -l
:
Mode 45 : 1024x768, 16 bits/pixel
Mode 49 : 1024x768, 16 bits/pixel
:

その中から変更したい解像度に近いものを選び、変更します。

# 915resolution 49 1280 768

これで終わりです。Xを起動すると・・うーんやっぱパソコンはワイドですな。


あとはこれを起動時に自動で設定させるようにします。

以下の内容のスクリプトを作成し、/usr/local/etc/rc.d/配下に置くだけです。

#!/bin/sh
/usr/local/bin/915resolution 49 1280 768


再起動後、自動で設定されることを確認。これで完了です。

















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FreeBSDでGUIログイン

GUIなデスクトップを得ると、今度はログインもGUI化させたくなるのが人情ってものです。

デスクトップ環境として入れているKDEにはKDMというログインマネージャが付属しているようなので、

これを設定してみました。


設定方法は/etc/ttysのttyv8の行(xdmがoffになっている)を下記のように変更するだけです。

ttyv8   "/usr/local/bin/kdm -nodaemon"  xterm   on  secure

※ちなみに元のxdmでonにすると仮想コンソールだけよりある意味寂しくなります。


これでグラフィカルなログインが可能となったわけですが、ここで問題が発生しました。

なんと日本語入力ができなくなったのです。これは痛い。

日本語入力(scim)を設定してあったのは~/.xinitrcですから、これが読み込まれていないのかなと

KDMの設定ファイル(/usr/local/share/config/kdm/Xsession)を覗くと・・、やはり

~/.xinircはKDMから起動した場合は読み込んでくれないみたいでした。むむ・・。

代わりに/etc/xprofileとか~/.xsessionを読み込んでいます。※

※KDMハンドブック(http://docs.kde.org/stable/en/kdebase/faq/install.html)にも書いてありました。


と、いうことで~/.xinitrcの内容を記述した/etc/xprofile(全ユーザに設定したいのでこちらにしました。)

を作る(下記)と、ちゃんと日本語入力ができるようになりました。よかった、よかった。

export LANG=ja_JP.eucJP
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=scim
scim &
echo '*inputMethod: SCIM' | xrdb -merge


あと、おまけとしてKDM上でシャットダウンを選択するとリブートしてしまっていたのですが、これはログインマネージャの

設定が/sbin/haltコマンドになっていたのが原因でした。/sbin/shutdown -p nowに変更して解決です。








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