FreeBSDでGUIログイン
GUIなデスクトップを得ると、今度はログインもGUI化させたくなるのが人情ってものです。
デスクトップ環境として入れているKDEにはKDMというログインマネージャが付属しているようなので、
これを設定してみました。
設定方法は/etc/ttysのttyv8の行(xdmがoffになっている)を下記のように変更するだけです。
ttyv8 "/usr/local/bin/kdm -nodaemon" xterm on secure
※ちなみに元のxdmでonにすると仮想コンソールだけよりある意味寂しくなります。
これでグラフィカルなログインが可能となったわけですが、ここで問題が発生しました。
なんと日本語入力ができなくなったのです。これは痛い。
日本語入力(scim)を設定してあったのは~/.xinitrcですから、これが読み込まれていないのかなと
KDMの設定ファイル(/usr/local/share/config/kdm/Xsession)を覗くと・・、やはり
~/.xinircはKDMから起動した場合は読み込んでくれないみたいでした。むむ・・。
代わりに/etc/xprofileとか~/.xsessionを読み込んでいます。※
※KDMハンドブック(http://docs.kde.org/stable/en/kdebase/faq/install.html)にも書いてありました。
と、いうことで~/.xinitrcの内容を記述した/etc/xprofile(全ユーザに設定したいのでこちらにしました。)
を作る(下記)と、ちゃんと日本語入力ができるようになりました。よかった、よかった。
export LANG=ja_JP.eucJP
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE=scim
scim &
echo '*inputMethod: SCIM' | xrdb -merge
あと、おまけとしてKDM上でシャットダウンを選択するとリブートしてしまっていたのですが、これはログインマネージャの
設定が/sbin/haltコマンドになっていたのが原因でした。/sbin/shutdown -p nowに変更して解決です。
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