Eclipseで異国気分
昔、ネットワークが遅かった頃、海外のサーバにtelnetなどでリモートログインすることがありました。 キーを打ち込んでも、エコーバックがなかなか返ってきません。 いちいちエコーバックを待っていては埓があかないので、反応が無くてもキーを打ちます。無反応の画面に向かってUnixのコマンドを打ち込み、「これでどうだ!」、とリターンキーを打ち腕を組んで画面を見つめます。ぱらぱらとエコーバックした結果に打ち間違いが無いと、我ながら腕をあげたものだと自己満足に浸ったものです(やっていたことは幼稚なものでしたが)。
最近、手元のPCでEclipseを起動していました。Emacsに文字を打てども打てども、反応がありません。仕方ないので、エコーバックしない画面に向かってソースコードを打ち込み、「これでどうだ!」、とM-x compileを打ち込みます。画面の反応を待ち切れないので、お茶をいれて戻ってきます。画面を見ると、無惨にもキーを打ち間違えてコンパイルエラーが起きています。画面を見ないでJavaのコードを打てるほど習熟はしていないようです。
結局、Eclipseを起動するのはやめました。
なぜEclipseを起動していたかと言うと、デバッグしたくなった時、Eclipseの起動を待ちたくなかったからです。今後、デバッグをしたくないので、バグの無いコードを書くことにします。
追記
去年の末にJDEEの紹介をしました。 http://dev.ariel-networks.com/Members/inoue/jdee
家のPCにインストールしていましたが、普段のEmacsすら重くなったので、結局、Debianのパッケージごとアンインストールしました。それ以来、簡単なサンプルコード以外、家でJavaのコードを書くことはありません。
たぶん、何かに呪われているのでしょう。
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