2008/10/06
「ゆとりの法則」を読みました
原稿が進まない現実逃避かもしれませんが、「ゆとりの法則」を読みました。
「第22章 恐怖と安全」が一番気に入りました。人(組織)が変化できるためには、失敗しても責められないという安心感が必要だという主張です。一部、引用します。
皮肉やいやみを言い、ぐさりとくる批判をし、目の前であざ笑い、人前ではずかしめ、いらだち、かんしゃくを起こし、あきれてみせる。これらはすべて、重要な変化にとって本当の敵である。変化を受け入れられる組織にするには、このような不遜な態度を組織から一掃する必要がある。かわりに、どの階層の人でも、あえて苦労を受け入れようとすれば尊敬されると、はっきりわかるようにすることだ。
変化の最中は、どんな失敗でも、教訓を伝えるものとして尊重されるべきである。失敗した人はヒーローであり、変化の立役者である。失敗によって、その人は前にもまして尊重される。
失敗した人はヒーロー、ってところが良いですね。最近、人の失敗を見ていらだちを見せてしまったかもしれません。今度から、失敗した人はヒーローという格言を忘れないようにします。
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