レイ・オジー退職記念でMSネタふたつ
レイ・オジーがMSを辞めたのでSharePoint 2010について書きます。
の記事から引用。
MOSSとWSSは名称が似ており役割の違いがわかりにくかったが、2010版では無料版が「Foundation(基礎)」となることで、位置づけが明確となった。
明確...なんでしょうか。MOSSとWSSの分かりづらさよりはマシですが、SharePoint周辺の名前の分かりづらさは異常です。
同時期の似た記事です。
製品マップを示す画像を見てすぐに関係を理解できる人はいるのでしょうか。嫌がらせでわざと難しくしているとしか思えません。
なぜレイ・オジーからSharePointかというと...
から引用。
前述の通り、これまで単独のOfficeアプリケーションであったGrooveが、SharePoint WorkspaceとしてSharePointファミリーの一員となる。サーバが不要で、クライアント同士で情報を共有するP2PアプリケーションであったGrooveだが、Exchange ServerのクライアントがOutlookであるように、SharePoint ServerのクライアントがSharePoint Workspaceとなる。
Grooveは、とりあえず名前はそこそこ恰好良かったわけですが、SharePoint Workspaceの名前のダサさと言ったら。レイ・オジーも辞めたくなります。
悪口ばかりではあれなので最後にSharePointを褒めておきます。
AccessのデータベースをSharePointアプリ化できるのはひそかにすごい気がします。流石MS。
次、ふたつ目のネタです。
JavaOne2010でSpringSourceの勢いを感じました。そんな話をJJUGでしていたら、VMWareに買収される直前のSpringSourceは終わりかけに見えてたのに、という反応を聞きました。そんな時代もありました。
Rod Johnsonという技術のカリスマあってのSpringSourceだと思っていましたが、冷静に考えると、凄いのはVMWareなのかもしれません。最近、VMWareは業界の重要なプレイヤー、という印象を強く植え付けられている気がします。それだけ最近のVMWareの戦略とマーケティングがうまくやっているのでしょう。
そんな話の中で、VMWare社長ポール・マリッツの名前を聞きました。元MSの人です。「闘うプログラマ」にも登場しているようですが、どこでどんな人物として登場していたのか記憶がありません。
ちなみにポール・マリッツがMSを辞めた時の記事が以下にあります。
2000年です。MSの幹部の離脱のニュースをよく耳にしたのはこの頃だったでしょうか。昔すぎて思い出せませんが。
そう言えば、一時、Googleから幹部が次々と離脱、というニュースも聞きました。日本であれば、人材流出即その会社終わり、という印象ですが、シリコンバレーはそもそも人が動くものなのでしょう。
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