メールシステム崩壊の危機
会社のアドレス宛のメールを、自宅用ISPのアドレス宛に転送する設定をしています。理由は、家でメールをまとめて読む方が効率が良いからです。
諸般の事情で、最近、自宅のISPを変更したのですが、メールボックスの容量が一杯になるまでぎりぎり一日、という状況になってしまいました。 ISPを選択する時、メールボックスのサイズがここまで問題になるとは思っていませんでした。失敗しました。
改めてISPのサイトを見直すと、メールボックスのサイズは50MBでした。
メール一通の平均サイズは100KBぐらいあります(中央値はここまで大きくありませんが)。これだと、一日のメール受信数が約500通でメールボックスが一杯になります。SPAMメールだけで一日に300通程度はあります(むしろ、ISP変更により少し減った数です)。メーリングリスト宛のメールなどを含めれば、一日の受信メール数は500通に近い数字になります。数MB単位のメールが一定の確率で存在することを考慮すると、メールの平均サイズが100KBというのは低めの見積りかもしれないぐらいです。
運が良くて二日間です。毎日、popでメールを全削除し続けないとメールボックスが一杯になります。
思いつく、技術的な解決策は次の三つです。
- 転送をやめて、家から複数のpopサーバを参照する
- 集約する場所を容量の大きいサイト(gmailなど)にする
- 会社でSPAM判定したメールを転送しないようにする
とりあえず、3.を試してから、解決しないようなら2.かもしれません。メールの読み書きはemacsで行いたいので、gmailにimapでアクセスすることになると思います。メールを読む時は、ざっと目を通して残す価値がなければ消す、という操作の繰り返しです。ストレスの無い速度で動くのかが心配です。
それにしても、SPAMメールがひどすぎます。SPAMメールを送る業者よりも、SPAMメールにいまだにだまされるバカに腹が立ちます。SPAMメールに律義に返信してしまう人は流石に多くないと思いますが、メールの中のリンクをクリックしてしまう人は今でもいるのでしょう。めぐりめぐって、そういう行為がみんなに迷惑をかけている事実に気づいてほしいものです。
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