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まさか自分が人に「メールじゃなくて直接話してください」と言う日が来るとは思っていませんでした

ぼくはメール中毒というタイプではありませんが、用件はメールで、が習慣になって久しいです。

自分にとってのメールは非同期処理の象徴です。メールを送ればいつ返答が返ってくるかはほとんど気にしません。極論言えば、送った瞬間にその用件を頭から追い出します。返答が返ってきたら再び頭に読み込みます。無駄がなく非常に効率的です。

メールは簡潔に書きます。用件しか書きません。通信量がもったいない世代というわけでは(たぶん)なく、読み手の時間がもったいないから、という配慮です。

このためメールを書くのは速いです。たいていは、直接話す場合にかかる時間より、書くのに要する時間の方が短いはずです。相手も好きな時間にメールを読めるので、直接話しかける場合と違い無駄な割り込みがありません。双方にとって効率が良いはずです。

こんなぼくなのに、表題の「メールじゃなくて直接話してください」と人に言うようになってしまいました。

歩いて5秒で行けるところにいる人と10秒話せば終わる用件をメールで書いているのを見ると流石に言わざるをえませんでした。用件だけ数行のメールをさっと書いて送るならまだ許せるのですが、書くのに何分かけているのだろう、と思うようなメールです。

メールが効率化のためではなく、直接人と話すのを避けるためのツールになりはてています。

でも、たぶんこれは自分自身の行いの反映なのかもしれません。効率化は表向きの理由で、深層心理では人と話をしたくなかったのがメールを愛する理由だったのかもしれません。

組織は良くも悪くも自分自身を投影するものなのか、と思う今日この頃です。

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