Personal tools
You are here: Home ブログ 井上 IPA未踏は狭き門に
« December 2010 »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
Recent entries
Apache2.4のリリース予定は来年(2011年)初め(あくまで予定) inoue 2010-12-23
Herokuの発音 inoue 2010-12-20
雑誌記事「ソフトウェア・テストPRESS Vol.9」の原稿公開 inoue 2010-12-18
IPA未踏のニュース inoue 2010-12-15
労基法とチキンゲーム inoue 2010-12-06
フロントエンドエンジニア inoue 2010-12-03
ASCII.technologies誌にMapReduceの記事を書きました inoue 2010-11-25
技術評論社パーフェクトシリーズ絶賛発売中 inoue 2010-11-24
雑誌連載「Emacsのトラノマキ」の原稿(part8)公開 inoue 2010-11-22
RESTの当惑 inoue 2010-11-22
「プログラマのためのUXチートシート」を作りました inoue 2010-11-19
「ビューティフルコード」を読みました inoue 2010-11-16
Categories
カテゴリなし
 
Document Actions

IPA未踏は狭き門に

今のIPA未踏はPM(プロジェクトマネージャ)が5人に減っています(逆にIPA未踏ユースはPMが増えました)。

数が減ったのは仕方がないとしても、PM5人のうちマーケティング寄り(ビジネス寄り)が3人とは極端すぎます。技術寄りのふたりのうち、ひとり(石黒さん)はロボット関係の人らしいので、ソフトウェアで技術寄りなのは加藤さんひとりです。ソフトウェアでシーズ指向のネタを通すのがかなり大変になりました。

変なものはIPA未踏ユース、IPA未踏はビジネスに直結するもの、という方針が伺えます。

IPA未踏は税金の無駄使いだという批判が昔からあります。IPAという機関の本質からすれば、産業として立ち上がらないプロジェクトに金を出すのは無駄です。冷静に見ると無駄使いだと思います。でもこのぐらいの無駄は許容してもいいと思います。

中の人は存在理由をひねり出そうと知恵を絞っているようです。その結果、最近は人材育成という名目で延命をはかってきましたが、そろそろ限界なのかもしれません(IPA未踏ユースは大丈夫そうですが)。

The URL to Trackback this entry is:
http://dev.ariel-networks.com/Members/inoue/esper2009/tbping

Re:IPA未踏は狭き門に

Posted by 未踏応募者 at 2009-09-15 14:24
 ビジネスよりの3人はシーズ指向のネタをまったく受け付けないわけではなく、ビジネスへの影響を説明できればシーズ指向のネタを拾ってくれる可能性があるのでまだましだと思います。実際夏野さんが採択した「言霊」なんかはけっこうシーズ指向のネタだとおもいますし。
 問題は技術寄りのふたりがふたりとも、「グリーンIT」と「ロボット関連」というすごく狭い範囲の分野しか募集してないことでしょう。そんなの未踏でやることではないと思うのですが。
 加藤PMは「グリーンIT」で応募してくる人がすくないせいか、ほとんど「グリーンIT」と関係ないプロジェクトを採択しだしましたが、それならはじめから限定しなけりゃいいのにと思うのは自分だけでしょうか。
Add comment

You can add a comment by filling out the form below. Plain text formatting.

(Required)
(Required)
(Required)
This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image


Copyright(C) 2001 - 2006 Ariel Networks, Inc. All rights reserved.