2007/09/04
さよならブックマーク
かつて、某A氏のWebブラウザを見た時、タブのひとつひとつが異常に小さくなるほど大量のタブを開いているのに驚いたことがあります。聞けば、ブックマークせずにタブで開きっぱなしにしているとのことでした。 その時は、なんとまあ怠惰なことだ、と思うだけでマネしようとは思いませんでした。
月日は流れ、このスタイルは悪くないと思い始めました。
後で読もうと思ってブックマークすることは良くあることだと思いますが、多くの人が経験しているように、後で読もうと思ったものは大抵読みません。いっそ開きっ放しにしておいたほうが、本当に読む気があればいつか読みます。例えれば、しおりを挟んで本を閉じる代わりに、本のページを開いたまま放置するような話です。リアルな机の場合は物理的に場所が無くなりますが、コンピュータの中ではあまり関係ありません(*)。
firefoxをこのスタイルで使う場合、設定で「起動ページ:前回終了時のウィンドウとタブを表示する」にしておかないと悲しいことになります。
話は変わりますが、普段、emacsでファイルを閉じる(kill buffer)という行為をほとんどしません。emacsを終了する、という行為も(基本的に)しません。ある日、バッファ一覧を見ると500行近くありました。我ながら、この数には驚きました。
firefoxの場合、ここまで多くのページを開きっ放しには(現実的に)できないので、時々タブを閉じることを強いられます。いつか読む、という行為が強制されるので、ちょうど良いようです。
(*)メモリは食います。でも、firefoxはタブの数とは無関係にひたすらメモリを食うので些細な話です。
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