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Gentoo で iPod を使う

前々から欲しいと思っていた iPod nano をとうとう買ってしまいました。ということで早速 Gentoo から使えるようにします(カーネルは 2.6.20 )。ちなみに多少カーネルをいじる必要があります。僕の環境では一つ設定を変える必要がありました。詳細は Gentoo Wiki(*) にありますので、そちらも参照してください。

(*) http://gentoo-wiki.com/HARDWARE_iPod

まずは iPod をマシンに接続して様子を見てみます。

% dmesg | grep iPod
scsi 5:0:0:0: Direct-Access     Apple     iPod              1.62 PQ:0 ANSI: 0

認識されていればブロックデバイスが生成されます。僕の環境では /dev/sdd{,1,2} が生成されました。

このままマウントしてもいいのですが、デバイス名が変動すると鬱陶しいので、以下のような設定を書いて iPod からの接続の場合は /dev/ipod/dev/sd?2 にシンボリックリンクされるようにします。

/etc/udev/rules.d/60-ipod.rules:

SUBSYSTEM=="block", ATTRS{manufacturer}=="Apple", ATTRS{product}=="iPod", KERNEL=="sd?2", SYMLINK+="ipod"

そして

% udevstart

します。うまくいけば /dev/ipod が生成されるはずです。

% ls -l /dev/ipod
lrwrxwxrwx 1 root root 4 2007-07-09 03:56 /dev/ipod -> sdd2

うまく行かなければ以下のコマンドを実行して、出力される情報を参考にして正しいルールを書いてください。

% udevinfo -p /sys/block/sdd/sdd2 -a /dev/sdd2

後は /etc/fstab に以下のように書いておきましょう。

/etc/fstab/:

/dev/ipod /mnt/ipod vfat async,nodev,nosuid,user,rw,noauto 0 0

mkdir /mnt/ipod するのは忘れずに。

これ以降は、 iPod をマシンに接続して

% mount /mnt/ipod

とするだけで iPod にアクセスできるようになります。

取り外すときは

% umount /mnt/ipod && eject /dev/ipod

です。

後は GtkPod(*) なりで音楽やメモを転送すると良いでしょう。

(*) % emerge gtkpod

蛇足ですが、 CD リッパーは個人的に Grip(*) が良いと思っています。多くのフォーマットに対応しているし(モジュール形式なので当たり前)、タグの書き込みもばっちりです( iPod は UTF-8 で書き込む必要がありますが、 grip はデフォルトで UTF-8 で書き込むようになっています)。

(*) % emerge grip

PS. 軟弱なエントリで申し訳ない。しかしなかなか時間がとれないもので。

Category(s)
linux
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