WorkgroupNode v4.5 for GNU/Linuxをリリースしました
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AirOne for GNU/Linuxは過去何度か思いついたようにリリースしてきましたが(*)、WorkgroupNodeは初めてのリリースです。リリースしなかった理由は簡単で、井上のPCでWorkgroupNodeを動かしていないからです。今でも自分の手元でWorkgroupNodeは動かしていませんが、事情によりリリースしました。毎日見ているわけでは無いので少し不安ですが、大きな問題は無いと思います。
(*)GNU/Linux版自体モノは常にあるので、リリースのタイミングは井上の気の向いた時です。
WorkgroupNodeのスモークテストを頼むと、ネットワークの動作が遅いという報告を受けました。環境を見ると、iptablesでほとんどのポートが閉じていました(当然、AirOneやWorkgroupNodeが使うポートも)。Windowsで言えば、Personal Firewallでポートを閉じている状態です。
ディストリビューションはFedora Core5でした。Fedoraはインストール時にFirewallを有効にするか聞いてきます(内部的にはFirewall有効とはiptablesでポートを閉じることです)。デフォルトは有効なので、世の中の多くのFedoraはAirOneとWorkgroupNodeが使うポートを閉じていそうです。これでも動作はしますが、ネットワーク効率は良くありません。できればAirOneとWorkgroupNodeに必要なポートを空けてください。
空けるポートに関しては、FAQ(http://dev.ariel-networks.com/faq/)の「セキュリティソフトウェアを使っている場合、注意する点はありますか」を参照してください。
このFAQ、元々はWindowsのPersonal Firewallに対するものでしたが、GNU/Linuxにも必要な時代になってしまいました。
インターネットは便利になっているのか不便になっているのか分かりません。大学時代、学内のどこからでも研究室のSunのマシンにtelnetやftpできたのは便利でした。SunのマシンはすべてグローバルIPがついていたので、(ぼくは機会が無かったですが)海外からもアクセスできたはずですし、(当時、家にネットワークは引いていませんでしたが、もしあれば)家からでもアクセスできたはずです。
過去を振り返っても仕方が無いので前を見れば、90年頃にできていたことをセキュアに行いたい、という分かりやすい目標があります。分かりやすくても簡単では無いですが。
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