Personal tools
You are here: Home ブログ 井上 ReverseHTTP
« December 2010 »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
Recent entries
Apache2.4のリリース予定は来年(2011年)初め(あくまで予定) inoue 2010-12-23
Herokuの発音 inoue 2010-12-20
雑誌記事「ソフトウェア・テストPRESS Vol.9」の原稿公開 inoue 2010-12-18
IPA未踏のニュース inoue 2010-12-15
労基法とチキンゲーム inoue 2010-12-06
フロントエンドエンジニア inoue 2010-12-03
ASCII.technologies誌にMapReduceの記事を書きました inoue 2010-11-25
技術評論社パーフェクトシリーズ絶賛発売中 inoue 2010-11-24
雑誌連載「Emacsのトラノマキ」の原稿(part8)公開 inoue 2010-11-22
RESTの当惑 inoue 2010-11-22
「プログラマのためのUXチートシート」を作りました inoue 2010-11-19
「ビューティフルコード」を読みました inoue 2010-11-16
Categories
カテゴリなし
 
Document Actions

ReverseHTTP

WEB+DB PRESS vol.53に「ReverseHTTP」の話題がほんの少し載っていました。

上記サイトを見てみると「Tunnel HTTP over HTTP」という変人が喜びそうなセリフがあります。プロトコル on プロトコルとか、言語内言語とかVM on VMとか、ふと気づくと、なんでこんなことをしているのかという気分になる不毛さがいいです。

スペックは全然読まず、デモだけ試しました。

以下、たぶんこんな動きだろうと推測です。疑い深い人は自分でスペックを読んで間違いを指摘してください。

ブラウザを起動してサーバにつなぐと、ブラウザに一意なURLが割り当てられます。別のブラウザでそのURLにアクセスすると、最初のブラウザで書いたことを見ることができます。ちょっとしたブラウザ間のリアルタイム通信です。

これは、1番目のブラウザが書いたことをXHRでサーバに送りつけて、2番目のブラウザがサーバからデータを取得しても実現できる動作です。しかし、ReverseHTTPは、そういうことではないようです。サーバはゲートウェイ的に通信を中継するだけで、データを持つ機能は持っていません。

2番目のブラウザのHTTPリクエストが、1番目のブラウザのところまでやってきて、1番目のブラウザがレスポンスを返しているようです。わざわざ説明するまでもありませんが、1番目のブラウザから見ると、HTTPレスポンスでリクエストがやってきて、HTTPリクエストでレスポンスを返します。

デモの動作を見て動きを推察して、ふーんと思ったのですが、1番目のブラウザの通信をFirebugであきれました。1秒間に1回ぐらいの頻度でXHRで通信し続けます(ちなみに動いているJavaScriptのファイル名はhttpd.js)。いくらなんでもこの頻度はない気がします。行儀が悪すぎます。

The URL to Trackback this entry is:
http://dev.ariel-networks.com/Members/inoue/reversehttp/tbping
Add comment

You can add a comment by filling out the form below. Plain text formatting.

(Required)
(Required)
(Required)
This helps us prevent automated spamming.
Captcha Image


Copyright(C) 2001 - 2006 Ariel Networks, Inc. All rights reserved.