2008/04/22
ソフトウェアテストの適性
某所から、ソフトウェア開発の未経験者に対して、ソフトウェアテストの適性を見る課題が無いかと聞かれたので次の課題を考えました。
- OpenOfficeをインストール(http://ja.openoffice.org/)
- ワードもしくはエクセル(慣れている方)で作ったファイルをOpenOfficeで開く
- OpenOfficeで作ったファイルをワードもしくはエクセルで開く
上記の作業で、不具合(バグ)を見つけて記録してください。 記録は次のように行ってください。
手順(*): 1. ワードで新規文書を作成 2. 文書内の日本語テキストを下線付きに変更 3. 文書を保存 4. OpenOfficeで該当文書を開く 期待値: 該当テキストの下線が正しく表示できる 結果: 該当テキストの下線が無くなる 備考: 英語テキストでは問題がありません
- ソフトウェアテスト未経験者でも、説明無しに使い方が分かるだろう
- ソフトウェアテスト未経験者でも、不具合を見つけられる可能性が高いだろう
という、やや失礼な理由でOpenOfficeを選びました。
バグを多く見つけられる人も貴重ですが、作業が苦にならないことはもっと重要なことだと思います。
最近のOpenOffice安定版の品質を把握していませんが、1時間で2つ以上のバグ報告を書ければ、結構な才能かもしれません。 興味があれば、アリエル採用ページをご覧ください。 http://www.ariel-networks.com/company/recruit.html
(*)例を示すためのバグ報告で、OpenOfficeにこのようなバグはありません。念のため。
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