2009/05/08
「達人プログラマ」再読
少し前に「アジャイルプラクティス」を借りて読みました。良い本だと思いますが、なんとなく物足りない、というのが正直な感想でした。
そんなわけで、ちょうど「達人プログラマ」が会社に戻ってきていたので再読しました。
久しぶりに読むと熱いです。「達人プログラマ」は、アウトをすべて三振で取ろうとするかのような熱さがあります。これに比べると、「アジャイルプラクティス」は打たせてとる省エネ投法です。読みやすいのは圧倒的に「アジャイルプラクティス」です。
昔読んだ時には気にとめなかったのですが、「達人プログラマ」の前書きには次の言葉があります。
さらにコンピュータ科学者に対して挑戦することにしました。概念に対する専門用語は、完璧に定義された優れたものも含めてすべて使っておりません。
著者も偉くなりすぎてこの頃の挑戦的な気持ちを忘れてしまったのでしょう。「アジャイルプラクティス」なんてバズワード満載ですから。
- Category(s)
- カテゴリなし
- The URL to Trackback this entry is:
- http://dev.ariel-networks.com/Members/inoue/pragmatic/tbping