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今月のWEB+DB PressのSeasar2の記事

今月のWEB+DB PressにSeasar2の特集記事が載っていました。

スーパーアジャイルな開発、と一瞬いかがわしい表題です。しかし、読んだ感想は、「思ったより良さそう」で、同時に「ここまでやってしまうのか」という驚きがありました。

記事の中で出てくる例は次のような感じです。

foo.htmlの中に<input type="text" id="color"/>があるとします。この時、FooPageクラスのメソッド"public String getColorStyle()"を実装すると、メソッドの戻り値が動的ページで使われます。生成されるHTML(foo.html)のid="color"の要素のstyleの値がgetColorStyle()の戻り値になります。これが設定ファイル無しで動くようです。

foo.htmlとFooPageクラスの暗黙の対応付けは、Ruby on Rails(RoR)で似た例を知っていたので驚きませんでした。しかし、HTML内のid属性の値と、メソッド名の暗黙の対応付けの例は知らなかったので、ここまでやるのか、という驚きがありました。

HTML template機能(HTMLの中に規約に従ったid属性を埋め込むと動的ページを生成してくれる)は良さそうな気がします。世の中には、多くのWebプレゼンテーション層向けテンプレートがあります。JSP、PHP、ASP、その他色々です。HTMLの中に異物を埋め込んで、動的生成ページのテンプレートにする仕組みです。率直に言って、どれも好きではありません。ソースコードにprintでHTMLの断片を書くよりはマシ、という程度です。なんとか見られると思うのが、JSPのカスタムタグおよびJSTLですが、相対的にはマシな方、というだけで好きなわけではありません。これらに比べると、普通のHTMLを、フレームワークが規約に従って動的ページのテンプレートとして使ってくれる、HTML template機能は優れているように感じます。

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