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感情の伝達

slashdotは昔から日本ネタが結構多いのですが、顔文字ネタがありました。

日本人から見ると今さら感もあるネタです。顔文字はともかく、個人的にネット上の感情の伝達に関心を持っています。Web2.0を特徴づける要素が集合知だとすれば、もう一方の端に感情/情動(emotion)の伝達が位置づけられてもいいはずです。集合知との対比で言えば、集合情かもしれません。

感情なんて伝達しても役に立たないと思うかもしれませんが、そうでもありません。ソフトウェア開発でも、メンバーの感情はプロジェクトの成否に大きく影響します。プログラミング行為そのものは理詰めの作業ですが、感情は作業効率に影響します。人間が行う多くの活動で感情の影響は無視できません。伝達する以上、何かの役に立てるべきです。傷を舐めあうだけの人たちが現れるかもしれませんが、それはそれで仕方ありません。

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