アリエルの開発の補強戦略は、ある意味では単純です。 基本的に募集するのはプログラマです。 しかし、実際の開発の現場では、プログラミング以外の作業も数多くあります。 プログラマしか募集しない、その心は、プログラマであれば他の作業もこなせるだろう、という読みです。 先発完投型であれば中継ぎや抑えに転向させるのは簡単だろうと考える、80年代の球団の補強戦略のようです。

能力的に言えば、この読みに大きな間違いは無いと今でも考えています。プログラマであれば、プログラミング以外の開発業務(テスト、ネットワーク管理、文書作成、その他諸々の雑務)をこなすことは不可能ではありません。これらの業務を可能な限り自動化して人手を無くそうと努力するのはプログラマの気質ですが、完全に無くすには限界があります。結果的に、開発の中で貧乏くじを引いた人がこれらの業務を献身的にこなすことになります。

最近、この補強戦略に少し疑問を持ち始めました。開発の中にプログラミングをしたい人ばかりだと、それ以外の業務が単に貧乏くじになりますが、そもそも、世の中には、開発業務内の非プログラミング業務に興味のある人もいるはずです。そういう人を募集すべきです。そして、プログラミングをやりたい人にはプログラミングをする機会を与えたいと思っています。

次の分野に興味関心のある人がいれば、job@ariel-networks.comにメールをください。

• Oracle RDB、Websphere、Tomcatなどのサーバ管理
• エンタープライズ向けWebアプリのインストール、デプロイ、セットアップ、管理
• 大企業向けネットワークシステムの提案(Firewall、負荷分散などソフト、ハード両面での製品知識)

各種セットアップを行う人なので、アリエルではこれらの業務をこなす人をセットアッパーと呼んでいます(ワークス用語を拝借)。

経験者よりも、意欲のある若手を歓迎します。学歴、経歴、性別は問いません。

OracleやWebsphereの資格取得を目指している人はなお良いと思います。現場で実践する機会は与えます。受験費用の一部負担も考慮します(要相談)。資格取得後、さっさと高額でポスティング移籍しても構いません。最後のはオフィシャルな発言としては問題発言ですが、それぐらいの意欲と向上心のある人なら歓迎する、という意味です。