2010/10/13
小市民な自分とテストの関係
開発部品質チーム所属小林です。
最近カスタムアプリケーションと呼ばれるジャンルのテストを行いました。
標準的な機能にはないさまざまな機能が連携していて複雑であるため、テストも大変でした。
これらのカスタムアプリケーションの中で(今回担当した分だけかも知れませんが)一番大変だと感じたのが金銭計算のアプリケーションです。
普通のアプリケーションのテストよりもお金が絡む分重圧がかかります。
自分は現在入ったばかりの下っ端なんですが、以前働いていた場所で考えていたことがあります。
というのは、下っ端のミスというとなんだか些細なことのように聞こえる(現に前にいた職場では末端の人たちは悪い意味で失敗を恐れませんでした)のですが、実際に与える影響はかなり大きいなぁということです。
でも実際のところ末端で働いている場合は大きなことに目が向かないもので、まぁいいか。という風にミスを流してしまいがちです。
だいたい末端の人間が緩んでいる場合は印象がよくないです。コンビニとか飲食店とか。
まぁいいか、で済むならばよいのですが、アプリケーションの品質、特に社益に関するようなものでは絶対に許されないはずです。
自分のテストが他の人の仕事に大きな影響を与えているんだと。
でもあんまり思いつめても時間には限りがあるし、バグをなくすのは不可能に近いしで、どこかで妥協点を見つけないといけない。
つまり仕事を上手くこなすということは、よい妥協点を見つけることであると。
良い妥協点を見つけるのは強化学習のアルゴリズムにもあったけれど、とにかくいろんなことにチャレンジするしかない。
失敗もするだろうけど、めげずに続けることが仕事の向上なんだろうなぁ・・・
なんて思った次第なんですが、やっぱりお金が絡むと怖いです。
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