人に聞けばいいじゃないですか、にどう反論するか
QG小林です
最近はQG内での意見交換が活発化し(とはいってもまだ一部の話ですが)、QGをよくするために何が出来るかが現在の論点になっています。
QGをよくするといっても時間や権限があるので、つまり個人に出来る範囲でどうするかが焦点です。
テスト初心者だった自分が疑問に思ったことやわからないことを文書化して書き溜めていることについて、議題に上がりました。
要点としては
・Document担当の人がいるのだから書く必要はないのでは?
・文書は本当に読まれ、内容を把握され、実行に移されているのか?
・人に聞けばすぐわかるようなことを文書化する意味はあるのか?
というもので、一つ目二つ目に関しては割りと反論を立てやすいのですが、三つ目に関してどうしてもずばりの反論を立てられませんでした。
反証として「聞いたら的確に答えてくれる人がいる保障がない」程度しか上げられず、テスト初心者が躓いたりわからなかったりする程度のことを答えてくれる人がいなくならないのでは、と切り替えされて手詰まりになりました。
アジャイルの本では、アジャイルではKnowWho、誰が知っているかを知ることを強化するべし。とあるし、文書を蓄積していくことは果たして必要かと疑問になったのと同時に、とりあえず無作為に文書化していたという事実もわかった。
まだ混沌としてまとまりを見せてはいないが、
・KnowWhoと文書の蓄積の効果は一元的に比較するべきではないこと
・KnowWhoはテスト担当者にとって幾つか致命的な問題をもたらしそうなこと
>聞いた情報を鵜呑みにしていないか?本当にあっているのか?と疑問に思うことの否定
>口頭によって伝えられてきた情報は陳腐化したり途中でミスリードされていないか?という不安
・対して文書化は他人の目を通ることによって修正更新を行うことが出来ること
>やはり問題としては他人の目を通るかどうかである
>広い視点からアドバイスがもらえる可能性がある
こんな感じで、聞けばいいんじゃないですか?に反論できそうな気がする。
とりあえず文書化していくことに必須なことはやっぱり読んでもらうことなんだという結論。
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