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コミュニケーションと数字に重点を置いたプロジェクト運営

+ こんな悩みを抱えたプロジェクトマネージャへ
++ 綿密に計画を立てたプロジェクトなのに、予測不能なことが次々に起こり、計画通りに進まない。
++ 納期間近になって進捗の遅れが発覚した。
++ プロジェクトが泥沼化して終わりが見えない。ゴールが見えないので、メンバーのモチベーションが落ちてきた。
++ 徹夜続きで、メンバーのひとりが失踪した。


+プロジェクト管理のアンチパターン
++ なんとなく遅れているような気がしても、頑張れば(*)挽回可能だと思っている
++ リリース直前でやはりリリース延期
++ リリース延期の期間が短くて、ふたたびリリース延期

(*)頑張り方
+ 土曜、日曜も仕事しようとする
+ 夜遅くまで仕事しようとする
+ PM自らが、今までより実務に没頭しようとする


+学生症候群(あるいはパーキンソンの第一法則)
++ かなり順調で前倒しで進んでいたはずのプロジェクトが、終わってみると予定通りで、早く終わることはない
++ 遅れている気がしても、もともと余裕を持たせたスケジュールなので大丈夫だと思う
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プロジェクト運営を成功に導くAirOneProの4つの提案
1. 計画よりも軌道修正に重点を置く
2. 隠れタスクと隠れ遅延は数字を信じる
3. メンバーの参加意識を高める
4. メンバーの達成感を高める
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1. 計画よりも軌道修正に重点を置く
+ プロジェクトマネージャは、AirOneProでマイルストーン(チェックポイント)を設定することができます。
節目節目の到達点で達成度を確認することで、納期直前でのプロジェクト見直しを避けることができます。
+ P2P技術により、プロジェクトマネージャは各メンバーからダイレクトかつリアルタイムに進捗報告を受けることができます。
プロジェクトマネージャは、進捗の遅れをすぐに知ることができます。
+ プロジェクトのタスク一覧のグラフ表示が、進捗状況に応じて色付けされます。
赤いタスクが多いと進捗全体が遅れ気味、というように直感的に進捗状況を把握することができます(注意。直感に頼りすぎないこと。数字も見ましょう。)。
+ 各タスクは、親タスクの変更、期日の変更が直感的な操作で行なえます。
マイルストーンの追加や変更は、P2P技術で、各メンバーにすぐに伝達されます。


アンチパターンにはまりそうなプロジェクトへの提案
アンチパターンにはまらないために、以下のようにすべきです。
+ マイルストーン(チェックポイント)で遅れがでたら、計画全体を見直す。

この見直し時に、以下の仮定を持つべきです。
+ 今までの遅れは、これから頑張っても、挽回不能。
+ 今までに遅れが生じたということは、これから頑張っても、今後も同じペース、あるいはもっと悪いペースで遅れる。

従来のアンチパターンにはまったプロジェクトは、1週間で1日の遅れがでると、次の1週間で頑張って1日の遅れを取り戻そうとしていました。
実際には、1日の遅れは取り戻せない上に、次の1週間でも更に1日(プラスα)の遅れがでると考えた方が現実的です。


2. 隠れタスクと隠れ遅延は数字を信じる
+ いつでも誰でもプロジェクト全体の進捗率を数字で見ることができます。
+ 進捗率の数字は、ボトムラインの数値(確実に完了している進捗率)と補正値の両方を見ることができます。
+ ひとりの人が複数プロジェクトに関わると、隠れタスクができて、プロジェクトの後半に致命的なダメージを与えることあります。AirOneProは複数プロジェクトを同時に管理可能です。


3. メンバーの参加意識を高める
+ P2P技術により、プロジェクトマネージャとメンバーがダイレクトにステータス交換と進捗報告を行なえます。
+ マイルストーン(チェックポイント)がメンバー全員の個人カレンダーに自動で入ります(要、設定)。
重要な到達点を共有することで、参加意識を高めることができます。
+ P2P技術により、他メンバーの進捗状況もその場で確認することができます。
他メンバーの状況を身近に見ることでプロジェクト運営の一体感を高めることができます。
+ 他メンバーの進捗状況を知ることで、自分のタスクを再アサインしたり、困っている他メンバーのタスクを手伝うことができます。


4. メンバーの達成感を高める
+ 各メンバーは、自分のタスクの進捗状況を常にリアルタイムで確認することができます。
自分のやるべきことが常に明確になることで目的を見失うことがありません。
+ タスクの達成率の推移やマイルストーン(チェックポイント)の通過イベントをビジュアルに見ることで、プロジェクト全体が確実に前進して、ゴールが近づいていることを直感的に感じることができます[予定機能]。
+ 各メンバーは、タスク達成までの様々な経験値(タスク達成率や達成までの平均経過時間など)を見ることで達成感を感じることができます[予定機能]。
+ プロジェクトマネージャは、プロジェクト運営の様々な経験値(各メンバーとのコミュニケーション率、計画からの軌道修正の度合、予定と実績の統計)を見ることで達成感を感じることができます[予定機能]。



更に進んだプロジェクト運営のための提案
+ 成功パターンをもたらす行動特性(コンピテンシー)を知る

AirOneProが提供するかもしれない機能
+ 成功パターンをもたらす行動特性を知る
++ プロジェクト全体の統計値(予定と実績の統計など)のみならず、P2P技術により、プロジェクトマネージャや各メンバーの、個人の行動特性の統計値(タスク達成率やコミュニケーション統計)を分析することが可能です。
これにより成功プロジェクトのメンバーの行動特性を次のプロジェクトに生かすことが可能です。


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