SOMAnetのプロトコル
SOMAnet上を伝播するコマンドやパケットは、独自のSOMAnetプロトコルによって実装されています。
SOMAnetプロトコルは、「接続プロトコル」と「アクセスプロトコル」の2つに分類され、更に5つに小分類されます。
接続プロトコル
lookupコマンド、hitリプライ
ユーザ情報の告知(ブロードキャスト)
SOMAnetトポロジ形成を補助するプロトコル
アクセスプロトコルのカプセルメッセージ
アクセスプロトコル
リソースへのアクセスプロトコル
「接
続プロトコル」は接続セッション上を流れるプロトコルです。接続プロトコルのパケットは、一意なIDを持ちます。パケットを伝播したノードは、パケット
IDと伝播先ノードのペアを記憶します。パケット(例えばlookupコマンド)に対応するパケット(例えばhitリプライ)は、この経路に従いノード間
を逆伝播します。
「アクセスプロトコル」はアクセスセッション上を流れるプロトコルです。プロトコルは、上記で説明したアクセスインターフェースの実装に依存します。