井上

スキーマ不定のXMLをRDBに放り込む

最近オフィスで席替えがありました。隣に凄い人が来たので、追い付くために必死に勉強しています。厳しい世界ですが、学びの場が常にあるのは、アリエルの良いところです。

先月、第2世代XML-DBについて言及しました。少し古くて(2001年)、有名かもしれませんが(昔、ぼくも見た記憶があります)、XML-DBをこけにした記事があります。
DB2を売っているIBMの記事である点は差し引いても、確かに「集約」機能に関してRDBに一日の長があることは事実でしょう(*)。


スキーマ不定なXMLをRDBに放り込む方法を調べてみました(概論だけ)。
分かりやすいのは次のふたつです。
http://www.ipa.go.jp/about/news/event/pdf/29A4_yui.pdf
http://www.astf.or.jp/astfinfo/mediaA/pdf/12-yoshikawa.pdf

前者の分類のCLOB(Character Large Object)は、単にXMLをそのまま1カラムに放り込むパターンで、事実上、RDBを単にインデクサとして使うイメージです。
後者で、「構造写像アプローチ」と呼んでいるのは、XMLのスキーマごとにRDBのテーブルを作るイメージです。実用アプリでO/Rマッピングとか言っているのはだいたいこのアプローチかもしれません。アカデミック的には関心が低そうです。
「モデル写像アプローチ」はXMLのスキーマに依存せずにRDBに放り込めるのと、XPathなど(XMLの世界の言葉)からSQLを自動生成するあたりがマニアックで、アカデミックの関心を引くようです。
モデル写像アプローチは更に細分化されます。前者のXMLPGSQLはモデル写像アプローチの枝アプローチ派で、後者のXRelは経路アプローチ派のようです。


前者の文書を書いた油井さん(実は一度会ったことがありますが)の日記から面白い抜粋:
http://db-www.aist-nara.ac.jp/~makoto-y/tdiary/?date=20050727
「なぜMLを学ぶ必要があるか?」
時代はMLのようです。言うまでも無いですが、Markup Languageではありません。

http://db-www.aist-nara.ac.jp/~makoto-y/tdiary/?date=20050830
「Functional Programmingの流行(?)」
やはり、そうですか。

http://db-www.aist-nara.ac.jp/~makoto-y/tdiary/?date=20050920
「How to lead a project success?」
耳の痛い部分が...言っていることは正しいことばかりです。


(*)個人的な理想論を語ると、スキーマ固定の世界(RDB)とそうでない世界は「違う」と思っています。XMLをRDBに放り込む無理矢理感は否めません。


posted at 024128腱 on 2005綛1013 by inoue - Category: General

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