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ESPer2008に行ってきました

前回のESPer2007は個人的にかなり刺激を受けましたが、今回は微妙に低調な気がしました。講演者が悪いのではなく、たぶん受け手である自分の問題でしょう。

全体としての感想は、みんな、次から次へとよく会社を作るな、というものです。聞いたことの無い会社ばかり次から次へでてきます。講演者のうち半分ぐらいの人は名前を聞いたことがあるのですが、逆に言うと、半分ぐらいは名前を聞いたことがありません。半分ぐらいの名前が分かるのは、それなりにIPA未踏関係の集まりに顔を出しているからであって、おそらくアリエルの人を連れて行ったら、名前を知っているのはせいぜい、ひげぽん氏と小野和俊氏のふたりぐらいな気がします。会社名も、このふたりのサイボウズラボとアプレッソぐらいしか知らないでしょう。もっとも、アプレッソを知っているのは30才以上の、この業界がある程度長い人だけかもしれません。

有名だからなんだとか、無名だからなんだと言う気はなくて、アリエルの知名度もこの程度なんだろうな、という思いが飛来しただけです。

米国視察報告が前回に引き続いてありました。前回、竹内先生による同様の視察報告がありました。今回は二度目です。前回の参加者は知っている人だったので、刺激になる部分もあり、自分も負けられないと思いを強くしました。しかし、今回は、聞いて虚しい気分になってしまいました。「未踏」の英訳に悩みました、とか発表されても、心の中で、そんなの誰も気にしてないよ、と冷たいツッコミをいれている自分がいました。何より、態度が卑屈なのが聞いていて嫌な気分になりました。シリコンバレーは人のつながりが大事、というのは事実なのかもしれませんが、視察旅行に行って、向こうの人を数十人集めてパーティをやりました、視察は大成功でした、という報告聞いても、無料で飲み食いできればアメリカ人も喜ぶでしょう、おいおい今は文明開化の時代か、とツッコミをいれたくなりました。

批判する資格はないので批判する気はありません。単に哀しい気分になっただけです。

ESPer2008で話をしたのが30代、40代のおっさん(話をした人、失礼)ばかりでした。こんなことで良いのでしょうか。良くないですね。斜め後ろには平野未来さんも座っていたというのに。

ところで、グリーンITってバカにしていましたが、利権がうごめいていそうで、バカにできないかもしれません。グリーンITを、環境問題や地球温暖化と言ったエコロジ的な視点や倫理的な視点で見るのは間違いです。CO2の排出量が基準を越えると、それにコストがかかるようになります。将来のコストを削減するために、役所は予算をつけて対策をします。何が決定打になるかなんて誰も分からないので、ポートフォリオ的にグリーンなんとかに予算をつけます。結果、グリーンと頭につけるだけで、突然、億の単位のお金が転がりこんでくるかもしれません。とりあえず、某氏のOSをグリーンOSに呼ばせることから始めたいと思います。

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