今年のIPA未踏
知り合いの若者が、今年のIPA未踏ユースに応募しました。
プレゼンが苦手のようなので、プレゼンのせいで落選するかもしれないと危惧していました(IPA未踏はプレゼン能力が大きく影響するように感じます)。しかし、まさかの書類審査での落選でした。日本の将来のために絶対に通るべき、と思っていた応募だけに残念な結果でした。
今年のIPA未踏は競争率が高かったようです、と本人が語っていました。
未踏本体ですが、採択結果の発表があったようです。
本当です。なんと倍率が10倍近くです。4,5年前は、3,4倍程度の競争率だったと思います(PMによって大きな差がありますが)。IPA未踏は、かつての「登さんブーム」の頃がピークで、最近は落ち目かと思っていました。そうでも無かったようです。落ち目だと思って、冒頭の知り合いに狙い目だとけしかけて応募させたのですが、とんだ見込み違いでした。
PMごとの倍率の開きが凄いです。筑波大学の加藤PMは、以前ぼくがIPA未踏をやった時にお世話になったPMですが、なんと3件のみの応募で採択ゼロです。
個人的注目
XプロトコルをWebブラウザにしゃべらせるアイディアは、アイディア自体は考えつかないことも無いですが、実現はまさに未踏です。気が遠くなりそうですが、実用になったらお見事としか言いようがありません。
P2Pとルーム、どこかで聞いたような。仮想キャラクタが空間内を移動するアイディアと言えば、昔、なんとか君と呼ばれるネタがありました。
来ました、ワークスアプリケーションズ。正直、概要を読むだけだと公募を通りそうなネタに見えませんが、自慢の問題解決能力が生かされたのでしょうか。
某知り合いの学生の研究に似ている気がします。
IPA未踏って、良くも悪くもある種のハッタリが必要ですが、これは、テーマ名も概要もまったく平凡です。逆説的に、よほど凄い人なのかもしれません。
これぞ未踏のハッタリ。やっぱりこれぐらい言わないといけません。
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facebookの新UIとiceweaselの相性
まともに使っていないくせにリサーチのためにfacebookにログインしています。
最近(数週間前ですが)、facebookのUIがリニューアルしました。
ところが、Debianのiceweaselで見るとレイアウトが崩れまくりです。
新しいUIになってから、アプリ追加ボタンがどこにあるか分からなくなったのですが、 やっと見つけたボタンは、そのほとんどが隠れていました。次の画面ショットの上の段にInboxというキャプションがあり、その下にHome、Settings、Logoutとあるのですが、その下にある半分隠れてキャプションがまったく見えなくなっている領域が、アプリ追加ボタンなのでした。

他の画面もかなり豪快に文字の下半分が隠れていたりします。広告だけはしっかり綺麗に見えていますが。
他の人は文句を言っていないようなので、iceweaselというマイナーブラウザの悲哀でしょうか。あるいはフォントの設定の問題かもしれません。
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テストエンジニアの面接で使う問題
色々な事情がありますが、アリエルでは長年、テスト専任エンジニアを採用していませんでした。プログラマ自らが品質まで責任を負うべし、という思いがあったからです。社内には意見を異にする人もいましたが、実際的な理由(良いテストエンジニアが採用できない)もあり、採用は進みませんでした。
開発者の数も増えたこともあり、開発体制にも変革が求められました。正直に告白すると、テストエンジニアの採用に最後まで抵抗した最大の抵抗勢力はぼく自身でした。周りの説得もあり、スモールスタートでテストエンジニアの採用とテストチームを構成しました。
結論を言うと、テストチームは想像以上に機能し、ぼくは抵抗勢力としての自分の過ちを認めました。
スモールスタートの成功を受けて、最近、テストエンジニアの採用を進めています。
ぼく自身は、最近、テストエンジニアの面接に立ち会うことはあまり無いのですが、立ち会った時に出す問題があります。スモールスタート時の採用で使い、結構使える指標だと思っているからです。
次のような問です。
テキスト入力欄がふたつ、四則演算子(+,-,*,/)を選択するラジオボタンがひとつ、あるようなWebアプリがあります。 ふたつのテキスト入力欄にそれぞれ数値をいれて、四則演算子をひとつ選択して、OKボタンを押すと計算結果が表示されるアプリだとします。 例えば、数値として10と5をそれぞれ入力して、+演算子を選択すると、結果が15となるようなアプリです。 このアプリのテストケースを考えてください。
Webアプリであることは本質的ではないので、ホワイトボードに絵を書いて、画面イメージを伝えます。
テストケースを質問していますが、実際には、上の説明だけでは動作に曖昧な点が多すぎます。なので、テストケースを作るために、曖昧な部分を質問する必要があります。そして、どんな質問をするかを興味深く見ています。要は、怪しい箇所や起こりうる可能性をどれだけ突いてくるかが重要なポイントです。
質問にもテストケースにも、正解があるわけではありません。これぐらいは答えてくれないとまずい、と思う最低基準は心の中に持っていますが、採点して点数で合否を決めたりはしません。
面接で使う問題をさらしてしまっていいのか、と思うかもしれませんが、問題ありません。突然の問題に対する対応力を見たいわけではなく、考えた結果を知りたいからです。
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IPv6版AirOneリリース
IPv6版のAirOneをリリースしました。
AirOneのコードのIPv6対応自体はずっと以前に行っています。標準的なAPIを使って対応したので、IPv6対応のために改めて開発作業を行ったわけではありません。今回は、リリースのために作業をしただけです。
公開している中継ノード的なものが存在しないので、事実上は、同一LAN内で発見したノード同士で使えるだけです。
はっきり言って、netstat -iでIPv6のパケットの数を数えるだけで幸せな気分になれる変人、じゃなくて達人向けのソフトです。
いつになったらIPv6は来るのでしょう。
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